理事長小山内美智子。障がいがあっても地域で自立生活をし、ケアを受けながら働くことを望みます。私たちはケアを受けるプロです。恋愛、結婚、出産、性について語り合いましょう。

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自立生活センター NPO法人札幌いちご会

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お知らせ

札幌いちご会・札幌介助研究会による札幌市へのコロナ対策の要望書(2021日3月10日付)

 

札幌いちご会事務局では、月一度「札幌介助研究会」と題して、札幌や北海道、日本における障がい者の自立生活や権利について学び、社会を変えていくための勉強会をしています。

私たちは3月に以下のような要望書を札幌市長に提出し、4月半ばまでには何らかの回答をいただけるとのことです。それに先立ち、札幌いちご会の皆様にも、活動をお知らせしておこうと思います。

ご興味のある方は、ご一読ください。PDFでも札幌いちご会_札幌市へのコロナ対策の要望書としてダウンロードしていただけます。

皆様がお住いの市町村でも、在宅や入院でコロナ対策を必要としている障がい者やヘルパーとの話し合いが共有されているのでしょうか?なにかありましたら、札幌介助研究会・札幌いちご会までお寄せください。

NPO法人札幌いちご会 理事長

小山内 美智子

 

 2021年 3 月 10 日

札幌市長 秋元 克広 様

                          NPO法人札幌いちご会

                       札幌介助研究会 一同

 

要望書

 

障がい者福祉のために力を注いでくださり、ありがとうございます。新型コロナの感染拡大が始まって1年が経とうとしています。

在宅の重度訪問介護を受けている障がい者はコロナにかかった時、具体的にどう行動してよいのか、市が方針を示す必要があると考えます。

コロナに感染した場合も障がい者はヘルパーの介助を受ける権利があると厚労省から通達されています。しかし現在ヘルパー不足が深刻です。障がい者が濃厚接触者になり、ヘルパーの派遣を受けられず入院したケースもあり、もし感染した時にヘルパーの確保がより困難になることが予想されます。ヘルパーの足りない時は社会福祉協議会や自立支援協議会、自衛隊などの医療関係者に助けを受けられるようにしてください。またヘルパーが障がい者から感染した場合、何も補償がありません。コロナが蔓延しているとき、ヘルパーさん達に何も補償もなく、方針も示されていないところで介助に来てくださいとは言えません。ヘルパーにも医療従事者同様、危険手当などの補償を付けるべきです。親が障がい者を介護している場合もあります。障がい者の親たちも高齢になり、コロナに感染すると重度化する可能性が高い人もいます。そのような場合は、家庭の状況などを考慮しながら障がい者を積極的に入院させる必要があります。

2019年度から重度訪問介護を受けている障がい者は入院した際にも、病院でヘルパーの介助を受けることができるようになりました。これは、長年私たち障がい者が病院の看護と普段受けている介助があまりにも違うためとても困り、全国的に運動を行った結果です。このため、ヘルパーと楽に病気の治療ができるようになったのです。一般の人と重度訪問介護を受ける障がい者の看護は全く違います。例えば、食事を手伝ってもらう時も障がい者によってやり方が違います。これは普段付き合っているヘルパーが最も知っています。また、言語障がいなどで話せない、体が動かない人は皆、何もわからない人だと決めつける医療関係者はあまりにも多いです。赤ちゃん言葉を使われたり、言っていることを無視されたり、地獄の入院です。障がい者をよく知らない看護師が介助をすると、危険があったり意思疎通ができなかったり、障がい者にとって大きな問題となります。障がい者がコロナにかかり入院しても、入院先にヘルパーを付けることができることを病院に周知徹底してください。

また、一人一人の障がい者にヘルパーが防護服を着て、看護師に介助方法を教えるべきだと思います。そして徐々に看護師だけでも介助を可能にして、ヘルパーの感染リスクを下げていく方法が良いと考えます。

以下の方法で障がい者がコロナで入院した際にもヘルパーによる介助が受けられると考えます。

  • ヘルパーが防護服を着て病棟に入り、看護師に介助の方法を伝える。
  • ヘルパーは複数人交互に行ってもらう。看護師が介助に慣れてきたらヘルパーの行く回数を減らす。
  • 障がい者の入院している近くの部屋にヘルパーが待機できる部屋を設定する。
  • ヘルパーには危険手当を看護師同様に出す。
  • 言語障害のある障がい者は、iPadなどを利用し外にいるヘルパーを通じて看護師に伝え、障がい者と看護師の間の意思疎通を図る。

 

以上のようにしていけば、重度障がい者もコロナに打ち勝つことができます。こういった方針がなければ、病院ごとに対応が異なることになります。障がい者を守るだけではなく、ヘルパーやヘルパーの家族を守るためのものにもなります。これらの要望について、札幌市の障害福祉課と話し合いを求めます。この回答を早急に札幌介助研究会と札幌いちご会にください。よろしくお願い致します。

 

この要望書の回答は、2021年3月31日までにご返答ください。

 2021年 3 月 10 日

札幌市長 秋元 克広 様

                          NPO法人札幌いちご会

                       札幌介助研究会 一同

 

要望書

 

障がい者福祉のために力を注いでくださり、ありがとうございます。新型コロナの感染拡大が始まって1年が経とうとしています。

在宅の重度訪問介護を受けている障がい者はコロナにかかった時、具体的にどう行動してよいのか、市が方針を示す必要があると考えます。

コロナに感染した場合も障がい者はヘルパーの介助を受ける権利があると厚労省から通達されています。しかし現在ヘルパー不足が深刻です。障がい者が濃厚接触者になり、ヘルパーの派遣を受けられず入院したケースもあり、もし感染した時にヘルパーの確保がより困難になることが予想されます。ヘルパーの足りない時は社会福祉協議会や自立支援協議会、自衛隊などの医療関係者に助けを受けられるようにしてください。またヘルパーが障がい者から感染した場合、何も補償がありません。コロナが蔓延しているとき、ヘルパーさん達に何も補償もなく、方針も示されていないところで介助に来てくださいとは言えません。ヘルパーにも医療従事者同様、危険手当などの補償を付けるべきです。親が障がい者を介護している場合もあります。障がい者の親たちも高齢になり、コロナに感染すると重度化する可能性が高い人もいます。そのような場合は、家庭の状況などを考慮しながら障がい者を積極的に入院させる必要があります。

2019年度から重度訪問介護を受けている障がい者は入院した際にも、病院でヘルパーの介助を受けることができるようになりました。これは、長年私たち障がい者が病院の看護と普段受けている介助があまりにも違うためとても困り、全国的に運動を行った結果です。このため、ヘルパーと楽に病気の治療ができるようになったのです。一般の人と重度訪問介護を受ける障がい者の看護は全く違います。例えば、食事を手伝ってもらう時も障がい者によってやり方が違います。これは普段付き合っているヘルパーが最も知っています。また、言語障がいなどで話せない、体が動かない人は皆、何もわからない人だと決めつける医療関係者はあまりにも多いです。赤ちゃん言葉を使われたり、言っていることを無視されたり、地獄の入院です。障がい者をよく知らない看護師が介助をすると、危険があったり意思疎通ができなかったり、障がい者にとって大きな問題となります。障がい者がコロナにかかり入院しても、入院先にヘルパーを付けることができることを病院に周知徹底してください。

また、一人一人の障がい者にヘルパーが防護服を着て、看護師に介助方法を教えるべきだと思います。そして徐々に看護師だけでも介助を可能にして、ヘルパーの感染リスクを下げていく方法が良いと考えます。

以下の方法で障がい者がコロナで入院した際にもヘルパーによる介助が受けられると考えます。

  • ヘルパーが防護服を着て病棟に入り、看護師に介助の方法を伝える。
  • ヘルパーは複数人交互に行ってもらう。看護師が介助に慣れてきたらヘルパーの行く回数を減らす。
  • 障がい者の入院している近くの部屋にヘルパーが待機できる部屋を設定する。
  • ヘルパーには危険手当を看護師同様に出す。
  • 言語障害のある障がい者は、iPadなどを利用し外にいるヘルパーを通じて看護師に伝え、障がい者と看護師の間の意思疎通を図る。

 

以上のようにしていけば、重度障がい者もコロナに打ち勝つことができます。こういった方針がなければ、病院ごとに対応が異なることになります。障がい者を守るだけではなく、ヘルパーやヘルパーの家族を守るためのものにもなります。これらの要望について、札幌市の障害福祉課と話し合いを求めます。この回答を早急に札幌介助研究会と札幌いちご会にください。よろしくお願い致します。

 

この要望書の回答は、2021年3月31日までにご返答ください。

 

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