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視線で楽しい方向を見ましょう♪

 

 風邪をひきながら会議や結婚式に出ていると少し無理がたたったらしく、止まったと思ったせきがまた出てきて同じことのくり返しをしていた。せきが止まらなくなると目はぼやけてくるし、のどに痰がからみ呼吸がしにくくなるし、耳の奥がガサガサいって人の声が聞こえなくなる。常に飛行機に乗っている感じがした。心がイライラしていた。そこでかかりつけの病院からいつもの気管支炎に効く水と混ぜて使う液体の吸入器の薬を頂いて続けていると、昨日あたりから耳がはっきり聞こえるようになり、テレビの画面もはっきり見えるようになった。のども調子が良くなり話しやすくなっていつもより大声で話せるようになっていた。ちょっと自分でもうるさいかなぁと声を低くしようと思っても話しているうちに注意している事を忘れ、また声がでかくなってしまう。脳性まひという障がいで声の調整ができなくてでかい声で話をしている人もいる。本人は気づいているのかどうかわからないが、でかい声でしゃべっている人がいても許してあげてほしい。

 

私は最近歳のせいか言語障害が強くなってきているような気がしている。それを認めるのはとてもつらい。昔、他の脳性まひの人に「言語障害が強くなってきたので誰かに通訳をしてもらったらどう?」と言うと彼はすごく怒って「失礼な女だ!障がいを馬鹿にするのか!!」と怒鳴られた経験がある。私も同じ脳性まひ者として「通訳をしてもらったら?」と言われるのはつらい事である。絶対に認めたくない。しかしその人は確かに正しくて良い事を言っているのである。聞いている人たちはわかったふりをして目を閉じ聞いている。わかったふりをしている人たちを責めてはいけないが、やはり言っている事を理解して頂くことが大切なのではないかと私は常に自分と戦っているような気がする。

 

最近どれだけ自分の言語障害が重くなっているのか定かではないが、言葉がもつれているのは確かである。だから時間のある時は秘書の長谷川さんに原稿を書いてもらい、読んで頂いている。彼女も秘書になった時はなかなか私の言葉が通じなかった。しかしすぐに私の言葉を聞き取ることができるようになった。人間は色々な人がおり、初めて会った人でも私の言葉をすんなり聞き取れる人もいるが、徐々に慣れていく人もいる。いくら話しても聞き取ってもらえない人もいる。面白いゲームみたいなものだ。

 

私の体は少しずつ障がいが重くなってきている。足で絵でも描きたいのだけれども、左足に全く力が入らなくなってきているので体を支え、もう片方の足で絵を描くことが難しくなってきている。こうして原稿を書ける事だけが私にとって楽しい時間であり、自分を表現できる時なのである。

 

あまり障がいが重くなってきているという愚痴は言うまいと毎日思っている。常に心の目線は楽しい方向を見ようとしている。ヘルパーさんたちも私の体に力がなくなってきている事を感じているだろう。でもその事には何も言わないで「はい、いいですか?思いっきり立ってくださいよ!」と言ってくださり、私は息を止め、体中の力を入れ頑張って立っている。そのうち立てなくなるのかなぁという恐怖感もあるが、まぁその時はその時で考えてリフトでもつければいいのである。障がいがない人でも老いて色々な障がいを持ってしまう。人間みな同じ。早いか遅いかの違いだと思う。

寝たきりにならないようにリハビリを続けていくしかない。そして心を常に躍らせなければいけない。

 

昨日腰にシートベルトをつけ、絵を描いてみようかと考えた。もう少したったら実験をやってみよう。その絵がなんとなく花に見えた時、このブログにのせます。楽しみに待っていてください。失敗したらごめんなさい。生きている限りチャレンジですね。

この長い原稿をすらすらと秘書の長谷川さんの指で打てることは何よりも幸福です。常に幸福を見つけることが大事です。

 

札幌は紅葉の景色になってきました。絵が描けなければもみじの葉を紙に貼ってデザインしましょうか。もみじ狩りに行くのが楽しみです。そして美味しいラーメンを食べてきます。

 

 

 

まさに釣瓶落としのごとし

秋の夕暮れは、早い。早すぎます…。歳のせいではないはず(たぶん)気のせいでもないはず(気は心)。

ちょっとブログを拝見しなかったら体調不良にも関わらず小山内さんはせっせと更新なさっており感心しました。

忙しいのは小山内さんも常のことですものね。長谷川さんにも感謝です。だってすばやく入力してくださるから長い文章もアップされるのですもの。

病院で働いてますが自分が受診した時に何個か検査しました。しかし想定外の検査でした。苦痛を伴う検査だったのでとっても憂鬱だったし、何より「検査はしたくありません」と言えなかったのがとっても後悔でした。

馴れてる自分もいざ受診となるとこんなもん。患者さんの気持ちがわかりました。(なんて言おうかなぁ)(えぇーそんな病気の可能性もあるの?)などと考えてるうちにぼんやり「あ、はい…」と返答してしまい目の前のパソコンで検査が予約されて。

結果はとてもきれいな消化管でした。だろうよ、だって私の主訴はそれでなかったのに「念のため」という人生の常套句のもと検査をOKしてしまったのでした。

小山内さんのとんでも整形外科受診とは次元が違いすぎる経験ではありますが私はしばらく憂鬱でした。

本来なら家庭医を決めておくと良いのですよね。心身両方を診てもらえるような。

今回のことで受診時の心構えを自分でよくよく考えました。むっとされてもいいから受けたくない検査は断ろうと思いました!ちゃんちゃん、おしまい。

では紅葉を愛でて冬の備えましょう。