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畑から生まれたマグロ

 30代前半の頃だったでしょうか。母はうれしそうな顔をしてスーパーから帰ってきました。「あのね、今日はとても美味しいものを買ってきたんだよ。一緒に食べよう」と言って、くすんだグリーン色の果物か野菜かわからないものを取りだしました。包丁で周りをぐるりと切り、実をひねるとパカッと割れて大きな種が出てきました。種を取り、母は醤油とワサビを入れてスプーンで混ぜ、食べさせてくれました。「これ、なぁに?今まで食べたことのないものだね。でも美味しい!」と母に言うと、「これはね、アボカドと言って、畑のマグロとも言われるんだよ」と教えてくれました。その日から私はアボカドの大ファンになりました。母はどこから見つけてきたのでしょうか。息子の分もとっておきました。「母さん、これはお酒に合うね。これからマグロは買わなくてもいいかもしれないね」と言うと、母はちょっと困った顔をして、「マグロとアボカド、どっちが安いのかね?」と首をかしげていました。

 今では私は、アボカドだけを食べるのはもったいないので、サラダの中に混ぜて食べています。クラッカーの上にサラダ菜をひきアボカドとチーズをおくと、とっても美味しいです。エビをおくと、もっと高級感にあふれます。畑から生まれるマグロはとても便利が良いです。今は本当のマグロは高いので、アボカドばかり買っています。アボカドの甘い香りがすると、母の笑顔が浮かんできます。アボカドはどこで生まれたのかは知りませんが、悪玉コレステロールを体から取り出す力があり、私の血糖値も下がっています。みなさん、がんばって働いてアボカドとお酒を飲むことを生きがいにしましょう(笑)生きるための楽しみをつくることが大切です。今日も私の家には、アボカドサラダが待っています。乾杯!!

 ピンク色の花の間に、アボカドの種を植えました。上の方にある大きな葉が、アボカドです。さて、これを大切に育ててアボカドの実がなりますように。実がなったらアボカドパーティーをやりたいです(笑)

 植物を育てることは、子育てのようです。見守りと優しい太陽の光を浴びて、土に栄養を与えることです。私の部屋は花が咲き乱れています。春がきたら何を植えるか、楽しみです。