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IQって何だろう?

 4月5日17:45からフジテレビで放送した優生保護法についての特集番組が、とても良かったです。70歳の障がい者女性が、国の命令で不妊手術をさせられました。今は亡きお父さんが、直筆の手紙で「国の命令だから不妊手術を受けさせるほかない」と書き残していました。そのお父さんはとても無念だったと思います。

 70歳の女性はこれから裁判を起こし訴えると言っていましたが、彼女もだんだんと障害が重くなってくるでしょう。裁判などおこなわないで、不妊手術の証拠があったなら、国はすぐに賠償金を払うべきだと思いました。少しでも若いうちに彼女は色々なところへ旅に行ったり、やりたいことをなんでもやってほしいです。「生きていて良かった」と彼女が心から喜べる瞬間があったならいいと思います。

 彼女はちゃんと話せていたのに、知的障がい者だと言われていました。IQの計り方がおかしかったのだと思います。言語障がいがあったり文字を書くことが遅かったりすると、IQが低くなってしまいます。私も子供の時から知的障がい者とされ、IQは60と言われていました。

 目に見えない優生保護法は、今でも存在します。障がい者はいろいろな場所へ行き、人と付き合ったり話をしたりして恋が芽生えます。しかし、妊娠しても子供を育てるケアがありません。これからのことを描いてくださった番組に感謝しています。

 「不妊手術を受けた人を知りませんか?」と何度聞かれたことでしょう。本当に私は知りません。わかっていても、個人情報なので言えません。しかし昨日のニュースに出た女性のように、父親の手紙を見つけ裁判をやろうとしている姿をみて、他の障がい者たちの中で(私も訴えようかな)と思ってくださる方が増えることを祈ります。