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探しものはなんですか~見つけにくいものですか~♪

    昨日8月6日、『重度障がい者に必要な在宅介護のあり方検討会』の第2回目の会合がありました。とても重要な検討会でありますが、来年の3月までに『非定型をどのようにして取り入れるか』を決めなくてはいけなく、札幌市障がい福祉課の人たちも急いでいるようですが、書類を読むことにずいぶん時間をとられたような気がしました。竹田保さんが、「介護の非定型だけではなく、定型から見直さなければいけない」とがんばっていましたが、なかなかそれに辿り着けませんでした。

    札幌市がパーソナルアシスタント制度を作ってから、10年がたちます。私は41年間運動をしてきていますので、制度を変えていくということは非常に長い年月がかかり、辿り着いた頃には自分の障がいが重くなっていて制度が合わなくなっていることを、幾度か経験しました。今の制度ではなく、10~20年後の制度を訴えておかないと、生きている重度の障がい者が安心して生きられないことを、障がいが重い人はわかっています。すごく急いでいる気持ちはわかりますが、なにか大きな落とし物はないかを私は探しています。

    パーソナルアシスタント制度を決める時にも、私はもっとケアについて突っ込んだものにしたかったのです。そのとき私は悪性リンパ腫にかかり、話し合いの方向は曲がってしまいました。パーソナルはもちろん大事なことだと思いますが、パーソナルを使えない障がい者はどうすればよいのかを、いつも考えています。(私が元気だったら良かったのにな、もっと深く考えたのにな)と悔しく思います。パーソナルの書類を書いているだけで、障がい者は仕事になってしまいます。人を見つけなければいけないし、ケアを教えなければいけません。大変なつらいお仕事です。うまくできる人とできない人、真っ二つに分かれるでしょう。井上陽水も「探しものは何ですか~見つけにくいものですか~♪」と歌っています。

    若くて障がいの重い人たちが傍聴人として来ていますが、彼らも言いたいことはたくさんあるでしょう。行政の立場から言うと、話し合いの形式があり傍聴人は意見を言えない立場です。でも私は真剣に、この会議に来ている人たちはなにか思いがあって来ているのですから、意見を言う方法を探したいなと思います。あと10年経ったら、その傍聴している人たちが運動家になり、社会を変えていく番なのです。一日も早く堂々と意見を言えるトレーニングをしてほしいと思います。私は22歳頃からあのような委員会にたくさん出てきましたから、心が図々しくなってきて(なんでも言ってもいいんだ)という気持ちがあります。

    歴史は本当に困っている人たちが作るものだと思います。なにか良い方法はないかなと考えます。検討会については、詳しくは以下の、札幌市障がい福祉課のホームページをご覧ください。

www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/zaitakukaigonoarikata.html

    ここをよく読み、心に届く原稿を考えてみてください。ご意見も言ってください。私は委員なので、とても良い意見なら、第3回目が10月にあるのでその場で意見を言います。誰でも参加できる委員会にしてくださったことに、感謝を申し上げます。このような委員会に傍聴人を受け入れたり、マスコミの方が来たりすることは、珍しいことなのです。このチャンスを逃さないように札幌の障がい者と専門家の人たちで、考えましょう。ご意見お待ちしております。