ナビゲーションメニューへ

焼き肉

    最近、脳と心にエネルギーを与えようと思い、色々なところへ行っている。10月13日は、札幌市長である秋元さんの話を聞きに行った。福祉関係者がたくさん来ていたが、一般企業の方の姿はあまりなく、(福祉には厚い壁があるのだな)と感じていた。私は「福祉」という壁を取り払って、誰でもちょっとしたことで障がい者や高齢者の手助けをしてくれる社会にしたいなと思っているが、夢物語でしょうか?

    秋元市長には「障害の重い人達は、公務員の試験を受ける資格がなく働けないでいます。ヘルパーを職場につけ、一般の会社でも働けるようにしてください。障害の重い人達が仕事をやっている姿を、一般の人が見たときに(あのようにして働くことができるのだな)ということが目で理解できて、(ヘルパーをやってみようかな)という考えが浮かぶ人も出てくるのではないでしょうか?」というようなことを伝えた。市長さんは、「小山内さんのおっしゃることは良いことですね。考えていきたいと思います」と答えてくださった。これからゆっくりと、「どんなに障害の重い人でも働けるのだ」ということを、市長さんと語り合わなければいけないと思った。来年は選挙があるので、重要な時期である。

    障がい者はしてもらうだけではいけないと思う。なにか社会で提供しなければいけない。寝たきりの障がい者であっても、ニコニコほほえみ暖かな視線を周りの人達にあげることが、社会にとっての大きな仕事だと思う。まぁ、人によってはこのような考えは「夢のようなことだよ」と言われるかもしれないが、でも人間は常に夢を持たなければならないと思う。私も今、ブログを書くときは、いちご会で雇った秘書の林さんにパソコンを打っていただいている。林さんの手が私の手になり、社会にいろいろなことを発信できていることが、夢のような仕事である。このような仕事を、ひとりでも多くの障がい者に経験してほしいのである。

    とても疲れた日、友達が美味しい焼き肉をおごってくださった。40代か50代の男性達は、背筋をまっすぐにして1人で焼き肉を食べていた。私はその姿がものすごくかっこよく見えてしまい、(できることなら私も一人で背筋をまっすぐにして焼き肉を食べてみたいな)と思った。なぜ一人焼き肉にあれほど感動したのかは、わからない。でも彼らは一生懸命働き、自分へのご褒美として美味しい焼き肉を食べたのであろう。そういう時間があり、仕事の喜びを感じるのだと思う。障がい者も働き、たまにはヘルパーさんと割り勘で(または少しヘルパーさんにおごってあげて)一緒に焼き肉を食べたりすることが、心が通う時間になるのではないだろうか。

    働くということは、生きる喜びを見つけることである。紅葉が風に揺れ舞い散っている。焼き肉をする煙の中から、生きていくエネルギーを見つけた。

 この芸術的な絵は、私のヘルパーに来てくださっている萩谷海さんという方が描いてくださいました。彼女の生き方自体がすごく芸術的なのです。この絵はなにを言っているのか。たぶん車いすに乗っているのは私です。私が赤い糸で、横にいるおじいさんを口説いているのでしょうか?(笑) 私の特徴をよくとらえており、足指でひもを持っています。おでこにはガンの痕を隠すばんそうこうも描いてあります。10月15日に形成外科へ行き、ばんそうこうが取れました。おでこがすっきりしましたが、海さんの絵があまりにも素晴らしかったので載せました。でも、ほんのちょっぴり美人に描いてほしかったですね(笑)。これが海さんの芸術です。素晴らしいことです。私はまだ、おじいちゃんに恋をしたことがないので、これから始まることなのでしょうか?でも赤い糸の線は切れています。この恋はむなしく消えていくのでしょう…。