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トマトになぐさめられた

今年の春、ヘルパーさん達に手伝っていただきながら、ベランダのプランターの土に腐葉土と石灰などをかき混ぜ、大葉・甘トウガラシ・ミニトマト・ハーブ・ラディッシュを植えた。今年の北海道は暑かったので、甘トウガラシとミニトマトとハーブが豊作であった。一人で食べきれないのでヘルパーさんに少しおすそ分けをした。

来年は甘トウガラシをもっと増やそうかと張り切っている。甘トウガラシは絶対辛くならずに、やわらかくてそのまま食べられるし、焼いても炒めても美味しい。サラダにたくさん使った。

「プランターの仕事をヘルパーさんに頼むなんてぜいたくだ」と言われるかもしれないが、私の言葉がヘルパーさんの手となって動いてくださり、来年なにを植えようかという生きるエネルギーがわく。生きるエネルギーが出ることこそ、本物のケアなのかもしれない。

ミニトマトはなりすぎて食べきれないと思ったが、野菜炒めや煮つけやおでんにも入れてみると、お砂糖の代わりになり甘い香りがし、なかなか美味しいものである。トウモロコシとトマトとシソを米と一緒に炊き、炊きあがったご飯に塩をふると、これまた絶妙な味がする。野菜こそが一番の調味料だということがわかった。

トマトは今も、葉っぱが枯れてしまったのに実だけ真っ赤になっている。もう雪が降りそうなのに、まだ実をつけようとして黄色い花が咲いている。そのトマトの姿を見て、私は思わず笑ってしまった。(トマトの茎が土からの栄養や美味しい空気をもらい、まだ実をならせようとする姿は、私の人生そのものだ!)と思ったからだ。狂い咲きである。

私は病気ばかりしているが、赤くなったミニトマトに「このようにあなたも生きなさい。雪が降るまで私たち、がんばるから」と言われているようだ。トマトになぐさめられて、私は安らかになり素直になる気持ちがもてた。

来年もヘルパーさん達が元気よく来てくださり、一緒にプランターに何を植えようか考えたい。喜びとはすぐそばにあるものだということに、甘いトマトをほおばり気づいた。

 

 プランターのトマトです。上の方に黄色い花が咲いています。まだ実をつける気かしら?期待しているわ。