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切手配達からトイレ?

 事務所にばかりいると視野が狭くなると思い、たまに私は切手配達をおこなっています。昨日は北海道テレビ放送(株)に切手を配達しに行きました。こちらの会社は、長い間切手を買ってくださっております。担当の人が変わっても引き継いでくださり、とても親切なのです。ありがたいことです。全国の皆さんが送ってくださる書き損じはがきは、いろいろな方に買っていただいています。最近は官公庁の人も買ってくださるようになり、嬉しいです。北海道テレビ放送は、会社の建物を新しく街の真ん中に建てられました。駐車場の幅が広くて、驚きました。すべての駐車スペースが障がい者用になっています。(こういう駐車場が増えたなら、社会はもっと明るくなるのにな)と思い、私は嬉しくてたまりませんでした。 >>続きを読む

愛のあるプレゼントです。

 11月11日は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の映画監督である前田哲さんの講演会をおこないました。200人以上もの方が来てくださいました。会場が広かったので、(こんなに来てくださるかな)と不安がよぎっていました。しかし会場をぴったり計ったかのように、観客の方々が来てくださいました。

 私は講演会をやるときに、いつも考えていることがあります。福祉関係者はもちろんのこと、福祉と縁がないと思っている人たちにも来ていただきたいと、いつも考えています。その人たちが、福祉は誰にでも必要なんだということを感じ取ってくださるよう願っています。また私は来年になると、どんな講演会をしようかと考えて、ちょっとうつ病のようになりそうになります。今2つ考えていますが、あと1つか2つ考えなくてはなりません。しかしそんな苦しいときに、ひょっこり思わぬ人が、いちご会の事務所に現れるのです。前田さんもその一人でした。今年の2月5日に、「鹿野さんのことを聞かせてほしい」とやってきました。前田さんはとても笑顔のかわいい人であり、(この人だったら講演会をやってくださるかも)と思いました。すこし甘い声を出し「前田監督さん、講演会をやっていただけますか?」と言うと、すぐに「あ!いいですよ!僕でいいんですか?」とおっしゃってくださいました。これで私の悩みが一つ減ったのです。 >>続きを読む

すごいです!ポルノグラフィティの曲が流れます!

 11月8日(木)の夜6時から、札幌テレビの「どさんこワイド」という番組の中で、映画『こんな夜更けにバナナかよ』の広告とともに、「障がい者のヘルパー不足について」を取り上げていただきました。私が20歳代の時の、足指に鉛筆を持ちダイヤル式の電話をかけてボランティア集めをしているシーンが流れ、それを見て懐かしく思いました。(あんなに足の指が強かったんだな。もう一度ああいうことができたらいいのにな)と思ってしまいました。

 あれから私は、首の手術を3回したので足が思うように動かなくなってしまいました。でも、まだ右足の親指が動くので、なにかできないかと考えています。iPadを使い自分の名前をサインしたり、花でも描けないかなと夢みています。でもあまり足を使うと、首に良くありません。生きることは常に挑戦です。花一輪を一日かけて描くことも、私の夢です。なにかやろう、という気持ちを大事にしたいなと思っています。 >>続きを読む

最高の映画『こんな夜更けにバナナかよ~愛しき実話~』

 11月4日(日)、待ちに待った映画『こんな夜更けにバナナかよ~愛しき実話~』の試写会に行ってきました。前田監督さんと松竹の人たちが、6年間も作品をあたためて制作したものです。今まで、障がい者を描いた映画はたくさんありましたが、障害をもって生きるということがどんなに大切かを教えてくださる映画だと思いました。私は毎日ケアを受けて生きています。いつも「すみません」「ありがとう」と言っています。ヘルパーさんに私が嫌われると去っていかれないか、という心配が常に心にあります。障がい者の方はみんな、そういう思いで生きているのです。でも今回の映画は、ケアを堂々と受けて自由に生きろ!と、みんなに語りかけてくれているような気がしました。ユーモアあり悲しみあり、疑問あり未来ありの物語です。

 私も若くはないですから、どのように死のうか、と考えてしまいます。でもやはり、この映画をみて、頭と心と言葉が動く限り、正直に自分にうそを言わないで生きようと、あらためて考えました。障害をもっている人たちだけでなく、今なにかに悩んでいる人、苦しんでいる人も、見てください。エネルギーがわいてきます。障害をもっている人に会ったことのない皆さんも、私たちと向き合ってください。心に喜びとやさしさを与えてくださる映画だと思いました。 >>続きを読む

鹿野さん、せんべいを食べましょうね

    11月は、いちご会で大きな講演会を2つもおこなうので、忙しい毎日を過ごしています。いちご会の講演会の参加者集めに、たくさんの方々が力を入れてくださっていることに感謝しています。『こんな夜更けにバナナかよ』をとおして、今日も若い女性がボランティアに来てくださいました。鹿野さんはもうこの世にいないけれど、鹿野さんの思いを引き継いで生きているボランティアの人達がたくさいる、ということです。天国にいる鹿野さんの「ボランティア来てよかったね!一人でも自立生活できるといいね」とニコニコ笑っている顔が浮かびます。 >>続きを読む

焼き肉

    最近、脳と心にエネルギーを与えようと思い、色々なところへ行っている。10月13日は、札幌市長である秋元さんの話を聞きに行った。福祉関係者がたくさん来ていたが、一般企業の方の姿はあまりなく、(福祉には厚い壁があるのだな)と感じていた。私は「福祉」という壁を取り払って、誰でもちょっとしたことで障がい者や高齢者の手助けをしてくれる社会にしたいなと思っているが、夢物語でしょうか?

    秋元市長には「障害の重い人達は、公務員の試験を受ける資格がなく働けないでいます。ヘルパーを職場につけ、一般の会社でも働けるようにしてください。障害の重い人達が仕事をやっている姿を、一般の人が見たときに(あのようにして働くことができるのだな)ということが目で理解できて、(ヘルパーをやってみようかな)という考えが浮かぶ人も出てくるのではないでしょうか?」というようなことを伝えた。市長さんは、「小山内さんのおっしゃることは良いことですね。考えていきたいと思います」と答えてくださった。これからゆっくりと、「どんなに障害の重い人でも働けるのだ」ということを、市長さんと語り合わなければいけないと思った。来年は選挙があるので、重要な時期である。 >>続きを読む

輝く瞳

今日は秋晴れです。紅葉が風に揺れてまぶしく見えます。

午前中は、北海道大学の作業療法学科にて講義をしてきました。久しぶりに若い人達がたくさんいて、輝いた瞳を見ると、話したいことが次々とわいてきました。やはり講演会は、語りたい相手が座っていたなら心が動くのだなということがわかりました。私は40歳若返って、若く美しい女子大生やハンサムな男子学生さんを口説いて、介助者にしたいなと思いました。しかしヘルパーの資格をとらなければ、ケアの時給をあげられないので残念です。でも10年くらい前までは看護学生さんを口説きヘルパーをおこなっていただいていたので、作業療法士さんもヘルパーをやり障がい者達と触れあいながら、生活しやすい物を工夫して作ることが、いちばん良いのではないかと思いました。明後日までに感想文を書いてくださるというので、おもしろいものがあったなら、載せさせていただきます。 >>続きを読む

壊れる

    ブログのセリフが何度も頭に浮かぶけれど、忙しくて書く暇がありません。秘書の手が4本か6本欲しいなと思うときもあります。いちご会は小さな会ですが、やることが派手なのです。スタッフの人達を困らせています。大変申し訳なく思っています。

    ところで、私の家の電化製品が次々と壊れて、参っています。IHコンロ・電話・電子レンジ・ウォシュレット・・・、リビングにあるテレビも縦線が入り怪しくなりました。同じ歳の友達も「電化製品が壊れてきている」と言うので、長く生きているとそのようなサイクルがあるのだと思います。貯金通帳を見ると、ちょっとため息がでますが、それを買うことができる私は幸福だなと思います。我慢するものは我慢しなければいけませんが、生活を楽にしたいのであまり我慢はしないことにしました。トイレで使う台も作っていただき、壁にあった諸々の物を取っていただいたおかげで、便座にまっすぐ座っていられるようになりました。トイレの台を考えてくださった3人の男性たちに、感謝します。 >>続きを読む

心に何度も突き刺さったナイフ

  

    9月24~25日にかけて、東京出張に行ってきました。目的は、東京都福祉局に勤めていた山下正知さんの講演会を聞くことと、次の日の厚労省との話し合いに参加することでした。山下さんは、日本においての介護時間がどのように増えていったかということや、障がい者の人たちとどのように付き合っていき理解しあっていったか、というお話をしてくださいました。(本当にこの人は障がい者のために戦った人なんだ。上の人との板挟みにあい辛い時もあったんだろうな)と強く感じました。

    出張のきっかけは、「くみあい」という障がい者団体の会報を見て、心が惹きつけられたからでした。その会報は、すべてのページが厚労省への要望書でした。それを読み、札幌いちご会の遠い昔のことを思い出し、(会報というものは本当はこうでなければいけないのだな)と私の心は燃えました。様々な障がい者の気持ちを美しく原稿に表現することも大切ですが、障がい者たちが実際に生活しているときの困りごとをかき集めて、要望書にしていくのが、障がい者たちにとって最も重要な仕事ではないかと、改めて考えさせられました。 >>続きを読む