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リバイバル

 いつもブログを書くときは、「新しい情報を書かなくてはいけない、昔書いたことは書いてはいけない」と自分に言い聞かせて、ちょっと苦しくなったときもあります。最近はスマホで昔の歌を聴いていると、心がおだやかになり生きる気力が湧いてきます。今は尾崎豊の『I love you』を聴いて、昔好きになった人の顔を思い出しています。スマホは私の言葉を認識し、聴きたい歌が聴けます。言語障がいがあるのでなかなかうまくいかないこともあり、スマホに「なんでわからないの!!」と怒鳴っています。スマホとケンカをしても罪はないので、大変よいストレス発散方法を見つけたと思いました。

 私の書いた本は絶版により無くなってきている本もあるので、(新しいことにこだわらなくてもいいのだ、昔のことを書いてもいいのだ)と、尾崎豊の『I love you』を聴いて思いました。歌手は1曲だけでもヒットソングがあれば、その歌を何十年間も歌って暮らしている人がいます。本当に良い歌は何十年経っても人の心にしみるのですよね。だから私は、20歳の成人式に行けなかった怒りを書きました。このことは本のどこかに書いてあるのですよね。でもまたブログに書けて、多くの人が読んでくださっていること、感謝です。 >>続きを読む

日本髪を結っていただいた日

 1977年1月15日は札幌いちご会の設立日です。明日はいちご会の44年目の誕生日です。よくやってきたなぁと自分でもあきれ返ります。いちご会の財産は年表だけと言っても過言ではありません。

 昨日は成人式であり、成人した人がきらびやかな着物姿やおしゃれなスーツ姿で歩いているのを見ると、心が踊ります。(私の成人式はどうだったかな?)と振り返ってみると、(そうだ。)と母がきれいな着物を買ってくれたことを思い出しました。

 いとこに同じ歳の人が3人もいて、「一緒に成人式に行こう!」と盛り上がっていました。「私はみっちゃんの手を持つから、あなたは振袖を持って。あなたはバッグを持って。」と、歩く練習をしたものです。私は成人式で、やっと障がいのない人と一緒に式典に参加できることが嬉しく思えたのです。子どもの頃は障がい児施設や養護学校などと、いつも分けられていたからです。(もう分けられることはまっぴらごめんだ。)と思っていました。 >>続きを読む

私たちの仕事

 ブログを読んでくださっている皆さん、あけましておめでとうございます。2020年は『20』と『20』が並んでおり、なにかステキな数字のように思えます。アヒルが泳いでいるようです。

 9日間もお休みをいただいて楽かと思っていましたが、家の中で車いすにじっと座っていることは体が痛くなったり首が痛くなったりして、立ち上がったり少し動いたりするほうが体の調子が良いことがわかりました。最近はちょっとずつ障がいが重くなっているようで、むせることが多くなったりしゃべることが大変になっています。でも、おしゃれをして生きます。

 友達のご両親から大きなカニを頂き、ヘルパーさんと分け合って食べようと思いましたが、ヘルパーさんは遠慮してあまり食べなかったので私一人でほとんど食べました。知らず知らずのうちにお腹が痛くなってきて、今日もまだお腹が痛いです。まったくぜいたくなことであり、自分の胃袋の大きさを知らなかったのです。あなた任せに食事介助をしていただいたことに深く反省をしています。 >>続きを読む

ラーメン音頭♪

 今日は仕事納めです。2019年も忙しく走り回っていました。はじめて小説を書き、その疲れが出て膀胱炎になったと思われます。病気にはなにか必ず原因があります。10年前ガンになった時も、仕事に悩んで悩んで「寝ていたい」と願っていました。すると本当に悪性リンパガンになり、ベッドに7か月間寝ていることができました。働いているよりも病院のベッドに寝ていたほうが、心が楽になりました。悩みがガンの元です。皆さん笑って生きてください。

 今日はみんなでラーメンを食べました。息子が小学校低学年の頃、出前のラーメンをたまにとると、割り箸を両手に持ちニコニコしながら「今日は母さん、ラーメンだ♪ラーメンラーメン楽しいな♪明日もラーメン食べたいな♪」と作詞作曲して踊っていました。そんな息子を見ていると、また出前ラーメンをとってあげたいなと思ったものです。踊っていた息子も、もう34歳になり良いお父さんになりました。お正月には家族とゆっくりラーメンを食べたいですね。ラーメン音頭を覚えているかしらね? >>続きを読む

多目的トイレはありがた迷惑です

 障がい者用トイレには長い歴史があり、札幌市役所1階のトイレを作り変えるのにも15年かかった。今より前の障がい者用トイレは、一般用トイレを無理やりちょっと広げて、アコーディオンカーテンを付けただけであった。介助者も入っていけない狭さだった。私は、市役所のトイレでは誰にでもお尻を見られるのかと思った。それに怒りを覚え、15年間、「札幌市役所の1階に使いやすい障がい者用トイレがないことは恥である」と訴えた。最後に上田市長に訴えて、「あなたも裏切るのですか?」という手紙を書いた。上田さんはその手紙を見て、時間はかかったが、やっと立派な障がい者用トイレを作った。「今後、障がい者用トイレを作るときはここを見本にすればいいのですよ」と私は言った。 >>続きを読む

安心して暮らせる日まで

 ヘルパーさんに来ていただける時間が増えたので、お赤飯でも炊いてお祝いしたいと思っていました。しかしあまり自分の幸福におぼれることは良くないような気がしていました。ヘルパーさん達は「よかったね」と喜んでくださいますが、まだまだ喜べない仲間たちがいるからです。そして時間数が増えたからと言って、ヘルパーさんの人数が増えていないという現実があります。休みたい日にヘルパーさんをどのようにして確保していくのかが課題です。

 来年度から札幌いちご会のヘルパーさんの正社員が2人増えることになりました。宝くじに当たるより嬉しいことです。若くてかわいい人たちです。その人たちにどう働いていただくかを、これから考えなくてはいけません。今札幌いちご会がヘルパーを派遣しているところをもっと充実させていくのか、それとも困っている人のところに派遣していくのかが、頭の痛い話です。

 私が思春期のとき、母が寝込んだり死んでしまったときにはどうして生きていこうかと、真剣に悩んだものです。ただ施設に送られたなら生きていけます。でも心は死んでしまいます。だからこそ私は、自由に生きたいからこそ札幌いちご会をおこなっていかなければなりませんでした。心を豊かにして生きていくことが、私たちの仕事です。 >>続きを読む

わからない自分がいる

 ヘルパー制度ができてヘルパー時間が支給されたが、その時間数は私が生きていくためには足りないものだった。毎年毎年、札幌市と西区役所に行き、増やすようにお願いしてきた。お願いといっても、そんな上品なものじゃない。時には障がい者女性のヤクザのようにならなければいけない時もあった。その戦いが20年間続いた。

 今年も同じ答えだろうなと思って、すべて諦めていた。少し休憩して来年の戦いの作戦を考えようとしていた。そんな時、「時間数を増やしてあげますよ」という返事があり、私は「はぁ。そうですか。何時間増えたのですか?」と他人事のように喜びさえ湧かなかったのである。なぜ自分が戦ってきたことに成功して喜べないのか。このブログを書いているときもわからない。西区の障がい福祉課の人たちは、本当にがんばってくださった。 >>続きを読む

イケメンヘルパーに心がときめいた

 今日は疲れたので、家でブログを書いています。20年間かかりつけ医をしてくださっている先生のところへ行き、肺を診ていただきました。私と先生は意見が合ったのでホッとしました。いろいろな病院に行くと、いろんな意見が医師から出てきて、どれを信じてどれから検査して治療したらよいか、ということを自分で決めなければいけません。ゆっくり考えることが大事だということを知りました。

 最近はマンションの暖房やお風呂がちょっと調子悪くなり、修理にきていただくと良くなるのですが、業者さんが帰ってしまうとまた元に戻ってしまうときがあるのです。おもしろい現象ですね。

 最近はいろいろなところへ講演会を聞きに行ったり、パーティーに行っています。心をふくらませないと良い原稿が浮かばないからです。講演会などに行くと、男性が多く女性が少ないように思いました。男女平等と言いますが、まだまだトップとして働く女性が少ないのかなと思いました。ゆっくりした気持ちで人の話を聞けるということは、最高の幸せであり大切な時間です。 >>続きを読む

天使からの贈り物

 今年もあと1か月ちょっとで終わろうとしている。毎日忙しく体調を壊しながらであったが、働けたことに心から感謝している。先日、札幌市が開いてくださった合同説明会に出展した。(こんな小さないちご会にヘルパーは来ないだろうな)とあきらめていたが、かわいい女性がやって来た。「小山内さんですか?私、大学で小山内さんの映像を見ました。先生からもいろいろ聞きました。すごく会いたかったんです。」と声をかけられ嬉しくなった。そして彼女は、「札幌いちご会のヘルパーとして働いてみたい」と言ってくださった。

 それからまもなく私の家に来ていただき、ヘルパーさんとどう暮らしているかを、みんな見てもらった。彼女の気分を壊さないように、へましないように、と私はものすごく緊張していた。お昼ごはんのとき、ちょっとだけ私のおかずをおすそ分けした。彼女は「すごいですね!憧れの小山内さんに会えるなんて、夢にも思ってなかったわ。」と頬を染めながら言ってくださった。(あぁ、これは天使からのプレゼントだ。)と私は心の底から思った。 >>続きを読む

自分で自分を褒めることでパワーが出ます

 先日、北海道大学の作業療法学科で講義をさせていただきました。この仕事は20年以上おこなっており、大変光栄なことであります。障がい者自身が作業療法士になる学生さん達に話すことは貴重なことであり、障がい者にとって最も重要な仕事だと思っています。

 仕事を長く続けるためには、自分を褒めることが大切であり、仕事をしながら楽しみを見つけることが大切です。これからは作業療法学科の人たちも、ヘルパーという仕事をしながら、どうしたなら在宅の人が住みやすくなるかを、障がい者と共に研究することが大切です。生きるということは、いつも楽しみや希望をもつことです。今後、障がい者をサポートするロボットがどんどん開発されてきます。その中で障がい者の人たちにそのロボットをセッティングしたり、直したりする仕事が増えてくると思います。作業療法士は病院や施設だけにいることなく、在宅に行って共に学び、共に研究して楽に暮らせる方法を考える必要があると思います。

 私は「ヘルパーが来ない」と嘆いていないで、ヘルパーさんたちにもっと幅広く働いてもらう世界にしたいと思っています。ただ身の回りの世話・掃除洗濯・外出だけでなく、時には街に行き、使いにくいレストランやトイレがあったら、一緒に改造をしたり考えていくことも必要だと思います。 >>続きを読む